お知らせ

皆さま、明けましておめでとうございます。新年にあたり、ご挨拶を申し上げます。

■企業の理念とビジョン
2023年1月1日より、当社ロゴマーク/コーポレートカラーを刷新いたしました。


「3本のライン」=細線を束ねることでしなやかに強くなる電線のように、3つの事業が強い結束力で新たな試みへとチャレンジする。「円=縁」、ものづくりで繋いだ歴史や縁、培ってきた経験を次世代へと継承し、地域や社会へ貢献するという思いが込められております。先端産業の基盤を支える技術を磨き、お客様とともに進化することで、次世代に技術を繋ぐ100年企業を目指してまいります。

■歴史
当社は、電線の販売会社として創業者の六畳一間の自宅事務所から始まりました。数々のご縁をいただきながら一歩また一歩と歩みを進めて事業を拡大し、電線加工・ワイヤーハーネス加工の明興電工と、平編銅線・可とう銅撚り線の製造会社である双葉電線が合流し、さらに2021年 グループ会社の鋳造事業を譲り受け、現在の明興双葉株式会社がございます。共通するのは、お客様からの要望にお応えすべく新たな仕様・製品に挑戦し、真面目に工夫を凝らすことで、移り変わる時代のニーズに即した製品製造に取り組んできたことです。 近年では、上田ハイブリッドファクトリーでの電線製造・ハーネス加工・アルミ鋳造の生産体制の取り組みや、国立研究開発法人物質・材料研究機構との超伝導ワイヤーの研究開発にも挑戦してまいりました。

これから、エンジン車から電動車へのシフトに象徴されるようなCO2削減への動きが加速し、電池などEV関連の新技術開発、EV普及に向けたインフラも整備されていくことは必然かと思います。脱炭素社会の実現は非常に困難なテーマではありますが、世界が持続的に発展していくため、また身近な地域の綺麗な環境や自然を次世代に繋げることができるよう、環境負荷低減に寄与してゆく所存です。

ともに働く社員の幸せ、地域・社会の幸せ、そしてお客様の幸せに向け、変化に対応してきた諸先輩方の情熱を受け継ぎ、これからもお客様とのご縁を大切にしながら、研鑽してまいります。


■新年にあたり
今年の干支は、癸(みずのと)卯(う)です。「癸」は十干の最後にあたり、「静かで温かい大地を潤す恵みの水」や「次の新たな生命が成長し始めている状態」を表すといいます。社会における企業の役割として広く皆さまに“恵みの水”を届け、持続可能でより豊かな未来へ貢献してまいります。
「卯」は十二支の4番目である「ウサギ」を表します。高く跳ぶ姿から「飛躍」「向上」が連想されます。2023年が、お客様方をはじめ、ともに働く社員の皆様とそのご家族や地域の皆様にとって、高く飛躍し、幸多き一年となることを祈念して、年頭のご挨拶とさせていただきます。

明興双葉株式会社
取締役社長 向井博史